診療科目

頭痛

偏頭痛

 

・月に数回、頭痛をくりかえす
・頭痛は数時間から長くて3日続く
・頭の片側からにズキンズキンと脈打つような痛みが場合によっては両側に広がってしまう。
・学校や仕事、家事で痛みがひどくなる。
光や音、匂いでも痛みがひどくなる。
頭痛が来る前にちかちかする、虹のようなものが見える、吐き気、肩こり、めまいが出る(前駆症状がある)。
ワイン、チョコ、ナッツなど特定のものを食べた後決まって
頭痛が来る。

片頭痛は血管が収縮した後にすぐまた拡張することによって、周囲の神経が刺激され痛みを引き起こします。片頭痛は、日常生活の動作で頭痛が増悪するため生活の質を下げてしまいます。
予防可能な頭痛です。
是非ご相談ください。

治療について

片頭痛の治療はマクサルトなどのトリプタン製剤による頭痛自体の治療と、片頭痛自体を起こらないようにする予防加療に分かれます。頭痛の予防には内服もしくは、注射の予防薬を用います。
様々な種類の内服予防薬があり、患者様のご年齢、基礎疾患の有無、生活スタイルに合わせてご提案させて頂きます。



バルプロ酸

日本の頭痛ガイドラインでGradeAのお薬です。
元はてんかんのお薬でしたが、片頭痛予防効果が確認され、予防加療に使用されるようになりました。


注射による予防

 
片頭痛時に脳内で上昇するカルシトニン遺伝子関連ペプチド
(CGRP)という物質を抑え、片頭痛の発症を抑制する薬です。
毎月1回の注射が必要ですが、内服で予防しきれず困っていらっしゃる方でも、かなりの確率で頭痛頻度、頭痛の酷さを改善します。当院ではエムガルディ注射薬を使用しております。
まれに注射部位にかぶれが出てしまうことがあり、しっかりと患者様ご本人と当院で連携し開始します。


緊張性頭痛

 

・仕事が忙しくなると両側頭部がビリビリと痛くなってくる。
・酷い時は吐き気、ふらつきも現れ、集中力が落ちてくる。
・頭痛が出てくると倦怠感がつよく長い時間仕事が続かない。
・肩こりがひどい

頭の周囲が締め付けられるように痛くなるタイプの頭痛を起こします。
片側から始まることも多く、片頭痛と誤解されてしまっていることが多いです。ひどくなるとフワフワするようなめまいや吐き気がでます。長時間のパソコン作業や運転、何日も緊張が続く状態など、ストレスや姿勢から頭から首筋、肩、背中にかけての筋肉の「こり」が原因になります。
スマートフォン、タブレットの普及に伴い、小学生でも珍しくなくなりました。

治療について

ストレッチ、患部を暖める、深い睡眠をとる(深い睡眠中は筋肉が弛緩するためです)といった心と体の緊張を緩和するリラクゼーションを中心とした治療と並行し鎮痛剤で治療します。
当院では専門医がお話をうかがい、患者様それぞれの生活スタイルに合った治療法をご提案させていただいております。

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